頭痛患者様の集計

当院で診断された頭痛患者さんの集計をまとめました。おもな頭痛を表にしています。

2022年1月から12月までの期間

男性 女性 合計
緊張型頭痛 283 304 587
前兆のない片頭痛 128 491 619
前兆のある片頭痛 29 69 97
群発頭痛 29 14 43
薬剤の使用過多による頭痛 6 101 107
後頭神経痛 68 76 144
三叉神経痛 8 14 22
その他 75 85 160

上記の他に二次性の頭痛として、脳出血、脳動脈解離(椎骨動脈解離を含む)、脳血管攣縮、脳腫瘍などによる頭痛で来院された方がおられました。
椎骨動脈解離による頭痛の方は約40名おられ、その多くは急な後頭部痛で来院されたものでした。
二次性の頭痛の場合、緊急に高次の医療機関への入院や手術などが必要となることがあり、専門的な検討を必要とします。
今までなかったような頭痛や、だんだん強くなるような頭痛のときは、早急に受診されるのが良いです。また、突然の頭痛で身動きもままならない場合は、119番通報で救急車を呼んでください。

2021年1月から12月までの期間

男性 女性 合計
緊張型頭痛 287 333 620
前兆のない片頭痛 155 513 668
前兆のある片頭痛 26 63 89
群発頭痛 33 15 48
薬剤の使用過多による頭痛 14 91 105
後頭神経痛 65 94 159
三叉神経痛 10 10 20

上記の他に二次性の頭痛として、くも膜下出血、脳出血、脳動脈解離、脳血管攣縮、脳腫瘍などによる頭痛で来院された方がおられました。
脳動脈解離による頭痛で来院された方は1年間に30名以上おられ、稀ではないと言えます。

2020年1月から12月までの期間

男性 女性 合計
緊張型頭痛 294 335 629
前兆のない片頭痛 130 501 631
前兆のある片頭痛 33 120 153
群発頭痛 32 15 47
薬剤の使用過多による頭痛 12 104 116
後頭神経痛 55 77 132

上記の他に、頻度は少ないですが、くも膜下出血、脳出血、脳動脈解離、脳血管攣縮、脳腫瘍などによる二次性の頭痛で来院された方がおられました。
特に脳動脈解離による頭痛で来院された方は1年間に42名おられました。

2019年1月から12月までの期間

男性 女性 合計
緊張型頭痛 313 335 648
前兆のない片頭痛 114 441 555
前兆のある片頭痛 26 86 112
群発頭痛 36 16 52
薬剤の使用過多による頭痛 14 101 115
後頭神経痛 74 105 179

こわくないけれども辛い頭痛の代表である片頭痛は女性に多く、日常生活に支障をきたすほど痛むこともよくあります。閃輝暗点など前触れを伴うものを、前兆のある片頭痛といいます。
群発頭痛は、片方の目の奥の耐えがたい痛みが連日続くもので、男性に多くみられます。まれな頭痛で、長いあいだ診断がつかないまま苦しまれる方もおられます。
薬剤の使用過多による頭痛とは、頭痛に対して痛み止めを使い続けることで、かえって頭痛が頻繁になったり重くなってくるものです。

こわい頭痛とこわくない頭痛

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初診受付は、9:00~11:30/16:30~18:00
初診は予約不要です。
診察の上、頭部MRIは随時施行しています。
なるべく早めの時間にご来院ください。
休診日 木曜・土曜日午後・日曜・祝日

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