頭痛とめまいは脳の中でつながりの深い神経回路が関わっているため、同時にまたは交互に起こることがあります。
私たちの「平衡感覚(バランス感覚)」は、
- 耳の奥にある三半規管や耳石(じせき)
- 目からの視覚情報
- 足の裏などからの感覚
- 小脳や脳幹(のうかん)
これらが連携して成り立っています。
片頭痛は「脳の過敏な状態」から起こる病気で、光・音・においに敏感になるのと同様に、「バランス感覚の信号処理」にも過剰な反応が起きることがあります。
その結果、頭痛とめまいが一緒に現れることがあるのです。
また、脳内で痛みの信号を伝える物質(CGRPというペプチド)が、平衡感覚に関係する神経にも影響することがわかっています。