顔面の皮膚と、口の中の粘膜、歯と歯茎の感覚をつかさどる神経が「三叉神経」です。
三叉神経痛とは、口や歯、顔にびりっと電気が走るような鋭く激しい瞬間的な痛みをおこす病気のことです。
症状が激しくなると会話が困難となったり、食事が摂れなくなったりすることがあり、日常生活に支障をきたします。
三叉神経の頭蓋骨内で脳につながる辺りに、脳の血管が接触・圧迫することで起こることが多いです。まれに脳の血管奇形や動脈瘤、あるいは脳腫瘍が原因となることもあります。
神経が過敏になってしまうため、顔面に軽い刺激が加わっただけで、それが増幅されて激しい痛みとして感じられるようになります。
当院では問診と神経診察のうえ、必要に応じて頭部のMRI検査を行います。
内服治療が勧められます。副作用に注意しながら、徐々に薬を増量して効果をみます。
三叉神経痛が強く薬の効果が不十分な場合、手術によって血管による圧迫を解除することで治癒が見込めます。このような治療が望ましい場合は、治療実績が豊富な病院へご紹介しています。
大阪にお住まい・お勤めの方で、頭痛のことでお困りでしたらご相談ください。JR、地下鉄「弁天町駅」前すぐ
初診受付は、9:00~11:30/16:30~18:00 初診は予約不要です。診察の上、頭部MRIは随時施行しています。なるべく早めの時間にご来院ください。 休診日 木曜・土曜日午後・日曜・祝日