1.高強度の運動による急激な血圧の上昇によって、頭部の血管が拡張することで頭痛が起こります。
2.トレーニング中の不適切な姿勢や首・肩の筋肉に過度の負荷がかかることにより、緊張型の頭痛が起こることがあります。
3.呼吸法の問題、例えば筋トレ中に息を止めることにより、頭部の圧が上昇して頭痛を引き起こすことがあります。
1. すぐに運動をやめて、安静にする。
2.水分を補給し、冷たいタオルなどで首や額を冷やす。
3.筋トレのフォームが正しいかを見直す。
4.今までにない初めての症状であったり、強い頭痛が治まらない場合は、病院へ受診してください。
運動は健康に良いものですが、頭痛もちの方は注意が必要なことがあります。
1.片頭痛の方は、強い運動で頭痛が誘発されることがあります。運動前後のウォーミングアップやクールダウンをしっかり行うことが勧められます。
2.緊張型頭痛の方は、運動不足が頭痛の原因となることがあります。軽めから中等度の運動で頭痛の改善が見込めます。
場合によっては、筋トレを続けることで頭痛が悪化することがあります。次のような場合は注意が必要です。
1.頭痛が強くなっていく。
2.運動しなくても頭痛が続く。
3.めまいやしびれなど他の症状を伴う。 このような場合は、トレーニングを中止して医師に相談してください。
筋トレ時の頭痛は、適切に対応すれば多くの場合は良くなります。
1.正しい呼吸法を学ぶ。
2.適切なフォームを守る。
3.適切な負荷でトレーニングする。
4.ストレッチやウォーミングアップをしっかり。
ただし、深刻な原因がないかを確認するためには、医療機関へ受診してMRIなどの検査が必要な場合があります。初めての症状やいつもの頭痛と違うと感じるときは、医師に相談してください。
参考:頭痛の診療ガイドライン2021
大阪にお住まい・お勤めの方で、頭痛のことでお困りでしたらご相談ください。JR、地下鉄「弁天町駅」前すぐ
初診受付は、9:00~11:30/16:30~18:00 初診は予約不要です。診察の上、頭部MRIは随時施行しています。なるべく早めの時間にご来院ください。 休診日 木曜・土曜日午後・日曜・祝日