目の奥が痛む頭痛は異常?

目の奥の頭痛を経験したことはないでしょうか?様々な原因で目の奥が痛むことはあり得ます。中には早急に治療が必要な病気のサインであることもあります。目の奥が痛む頭痛について、原因や特徴、治療法、受診の目安について解説します。

目の奥が痛い頭痛の原因

群発頭痛

片目の奥に激烈な痛みが起こり、繰り返します。

片頭痛

主に片側に脈打つような痛みがあり、光や音を辛く感じることがあります。

緊張型頭痛

目の奥に圧迫感や鈍い痛みを感じます。姿勢不良に伴うことがあります。

眼疾患

急性の緑内障や、近視・遠視・乱視などで眼精疲労により頭痛を起こします。

副鼻腔炎(蓄膿症)

副鼻腔の炎症により、目の周りや奥、額に痛みが起こります。

脳血管障害

まれに脳動脈瘤や脳梗塞などで、目の奥が痛むこともあります。

群発頭痛の特徴

群発頭痛は目の奥が痛む頭痛の中でも特徴的で、非常に強い痛みを起こします。

痛み方

片目の奥を中心とした激しい痛みで、「じっとしていられない」ほどと表現されることがあります。

周期性

およそ12か月の間、日に1~数回の激しい痛みが起こります。群発期を過ぎると、しばらく頭痛は起こりません。夜中や朝など一定の時間に起こることがあります。

随伴症状

頭痛のする側に流涙、鼻水、鼻詰まり、目の充血、瞼が下がるなどの自律神経症状を伴います。

性別・年齢

おもに3040代の男性に起こることが多いです。

脳梗塞との関係性

目の奥が痛むことが脳梗塞の症状であることは稀です。しかし次のような場合は注意が必要です。

    • 突然の激しい頭痛:今までに経験したことがないような痛みが突然に起こる場合は、くも膜下出血や脳梗塞との関連があり得るため、緊急に医療機関へ受診する必要があります。
    • 神経症状:視力低下や、言語障害、麻痺、シビレを伴う場合は、緊急性が高いと考えられます。
    • 血管炎症候群:巨細胞性動脈炎(側頭動脈炎)のように、頭部の動脈の炎症によって頭痛と脳梗塞を引き起こす場合もあります。

目の奥が痛い頭痛の治し方

群発頭痛

群発頭痛を起こさなくする根本的な治療法は、まだ見つかっていません。しかし群発期に適切な治療を行うことで、痛みをコントロールすることはできます。
急性期の痛み止め内服として、トリプタン製剤がおもに使われます。痛みの程度が激しいときは注射薬や酸素療法も行われます。
予防薬があり、ベラパミルやステロイドなどが有効です。頭痛の程度や回数を減らすことが出来ます。

片頭痛

鎮痛薬(アセトアミノフェンやロキソプロフェンなど)、トリプタン、ジタンなどが有効です。頭痛の回数が多い場合は、予防薬(内服や注射薬)が推奨されます。

緊張型頭痛

リラクゼーションやストレス管理が勧められます。内服治療も有効です。

クリニックでの受診の目安

次のような場合は、診断や治療のため早急に医療機関への受診が勧められます

  • ・突然の今までに経験したことがないような頭痛は、緊急に病院へ受診あるいは119番通報して救急車を要請してください。
  • ・神経症状を伴う頭痛:目の見え方の異常、言葉の話しにくさ、麻痺、シビレを伴う場合は、直ちに受診が必要です。
  • ・頭痛の程度が増強する場合、頭痛で生活に困難を感じる場合。

目の奥が痛む頭痛には、様々な原因があり得ます。専門的な診断・治療が必要なこともしばしばありますので、時機を逸さずに医療機関へ受診されることをお勧めします。

お問い合わせ

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TEL:06-4393-9988

初診受付は、9:00~11:30/16:30~18:00
初診は予約不要です。
診察の上、頭部MRIは随時施行しています。
なるべく早めの時間にご来院ください。
休診日 木曜・土曜日午後・日曜・祝日

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