インフルエンザなどの感染症が、脳梗塞のきっかけになる可能性があると言われています。いったい感染症と脳梗塞にどういう因果関係があるのか、詳しいことはまだわかっていないようです。ただいずれにしても、普段から健康管理に気をつけることが大事なのは間違いないでしょう。

インフルエンザや新型コロナウイルスを含む感染症の予防には、手洗い・咳エチケットが何より大切です。ドアノブ・つり革などに触れたあと、帰宅時、調理の前後、食事前など、とにかくこまめに手を洗いましょう。どこかに触れた手で、目・鼻・口を触ってはいけません。また、マスクをしているときは、マスクの外側には触らないようにしてください。

咳やくしゃみの飛沫により、ウイルス・菌による感染症を人に感染してしまうことになります。咳が出るときは、マスクをするか、あるいはティッシュ・ハンカチなどで口や鼻を覆いましょう。とっさの際には、咳・くしゃみを上着の内側や袖でブロックすると良いです。

「インフルエンザの罹患によって脳梗塞や頸動脈解離リスクが上昇」米コロンビア大学調査|@DIME アットダイム
手洗いについて:首相官邸HPより
咳エチケット:厚生労働省

医療法人脳神経外科たかせクリニック